MRI検査

あかぎ脳神経外科との連携によるMRI検査

当院では、隣接する「あかぎ脳神経外科」との連携により、高性能MRI検査やCT検査を受けることが可能です。あかぎ脳神経外科で初診料や検査費用のお支払いの必要はなく、お会計は当院でまとめてお支払いしていただけます。
MRI

MRI検査とは

MRIとは「Magnetic Resonanse Imaging」の略で、「磁気共鳴画像」という意味です。非常に強い磁石の力と電波を用いて、縦・横・斜めなど任意の角度で断面像を撮影することができます。あかぎ脳神経外科ではFUJIFILM社製の1.5テスラ超伝導MRIでの高精度な検査が可能です。トンネルのような形の機械の中で寝た状態で検査をしますが、きれいな画像を得るためには、30分程度体を動かさないことが重要です。検査中は機械から大きな音が鳴ってしまうため、ヘッドホンを付けるなど少しでも騒音が抑えられるようにします。レントゲン写真やCT検査のようにX線による被ばくはありませんので、若年者でも被ばくの心配なく検査できることがメリットです。磁石の力を使った検査なので、検査室内に金属類は持ち込めません。金属が付いた服や下着は、検査前に着替えていただきます。その他、湿布やカラーコンタクト、保温性インナーなど身につけた状態で検査を受けると磁性体の発熱により低温火傷の可能性があるものもありますので、検査前には十分なご説明をさせていただきます。わからないこと、不安に思われる点などありましたら、遠慮なくスタッフにお声掛けください。

整形外科でのMRI診断

MRI検査の画像は、レントゲン写真だけではわかりづらい筋肉・靭帯・腱の状態を知ることが出来るとともに、炎症の有無・出血の有無などたくさんの情報を得られます。そのため、整形外科を受診される多くの方が悩んでいる「痛み」「しびれ」「まひ(動かしにくさ)」の原因を探る上で、MRI検査は非常に重要であると言えます。その他、スポーツ中の痛みの原因検索や、しこりの性状確認などMRI検査が選択される病態は様々です。患者様それぞれの症状や疑われる疾患に応じて適切な検査を提案させていただき、正確な診断と最適な治療へとつなげて参ります。

MRI検査で分かる整形外科疾患

  • 椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • スポーツ障害
  • 靭帯損傷
  • 膝半月板損傷
  • 変形性膝関節症
  • 疲労骨折など軽微な骨折
  • 骨軟部腫瘍 など