MRIとは「Magnetic Resonanse Imaging」の略で、「磁気共鳴画像」という意味です。電波と磁気を用いて体の断面像の撮影を行います。あかぎ脳神経外科では、FUJIFILM製の1.5テスラ超電導MRIでの高精度な検査が可能です。さまざまな角度から体の断面図や血管の立体的な画像を得られるため、靭帯や筋肉の状態や痛みやしびれの原因をより正確に調べることができます。

MRI検査というと、脳血管障害の検査のために行うイメージがあるかもしれませんが、整形外科でもMRI検査が必要な場合もあります。レントゲンやCT検査では得られない、筋肉、靭帯、腱など骨以外の軟部組織の状態を知ることができます。また、出血や血腫、水腫の有無などについても多くの情報が得られるため、MRI検査は整形外科疾患の診断において非常に重要と言えます。疑われる疾患に応じて、複数の検査を行い、正確な診断へとつなげています。