PDF-FD療法とは?
血液内でも、より多くの成長因子を含む血漿を用います。血漿から不純物を取り除き、圧縮したものを局所患部に注射する治療法です。
成長因子は細胞の増殖・血管新生・抗炎症などに作用するものがあり、患部の修復や痛みの軽減に役立ちます。
類似する血小板細胞等の治療(PRP療法)との違いは、血液内で成長因子等の栄養成分が豊富に含まれている血漿分画から成長因子を抽出する点です。
どのような手順をふむか?
院内で採血をします。採血した血液を専門機関にて加工処理し,約3週間で当院に届きます。
届いた血液を患部に注射します。
採血後約2~3週間後から治療は可能であり,最大6ヶ月間は保存が可能です。
医師と相談の上で、患者様ご自身で治療のタイミングが選べます。
通常はリハビリテーションとの併用になります。
価格はどのくらい?
自由診療の為保険適応外になります。
当院では比較的安価な140,000円で提供いたします。
成長因子が作用する整形外科疾患は?
肩:肩腱板損傷,関節唇損傷,変形性肩関節症,四十肩,五十肩,凍結肩
肘:肘靭帯損傷,テニス肘(外側上顆炎),ゴルフ肘(内側上顆炎)
手:腱鞘炎,手根管症候群,関節リウマチ,CM関節症
腰:筋筋膜性腰痛症,椎間関節腰痛,慢性腰痛,椎間板変性,多裂筋変性,仙腸関節炎
股:変形性股関節症,股関節炎
膝:変形性膝関節症,半月板損傷,膝蓋靭帯炎,ランナー膝,ジャンパー膝
足:アキレス腱炎,足底筋膜炎,足関節捻挫,足底腱鞘炎
その他:肉離れ,筋断裂